ダイニングテーブル3
前回の接ぎ作業も田口さんのサポートのお陰で、順調に進めることができ、無事に3枚の板の接ぎ合わせに成功しました。♪
今回はいよいよ天板の最終仕上作業です。

またまた田口さんの工場をお借りして、先ずはプレスした際に溢れ出て固まった余分な接着剤を鑿(ノミ)で削り取ります。

そして、ここからは電気サンダーを使って、板と板との接着面の段差が無くなるまで、ひたすら表面を少しずつ削っていきます。地味な作業ですが、出来映えに関わる大事な作業。気温40度近い工場の中で作業すること2時間以上、ようやく表面が一体的で滑らかな天板が出来上がりました。

最終的な長さを決めて切断したら、天板の側面と角にヤスリをかけて作業は終了。この後は機械を使わなくても出来る作業なので、事務所に持ち帰って作業をする事に。
ここまでの作業のサポートをして頂いた、田口さんや職人の皆さんに感謝感謝。ありがとうございます。m(∨_∨)m

そして、事務所で仕上げの作業です。

田口さんからお土産にもらった240番の紙ヤスリで表面を整えてから、蜜蝋ワックスという自然素材からできたワックスをスポンジですり込むようにして表面を仕上げていきます。

(左半分が塗る前の板、右半分が蜜蝋ワックスを塗った状態の板。)
ニスのようなテカテカした感じとは違い、木の質感や感触が生かされたマットな感じに仕上がるのが良いところ。扱いも簡単なのでオススメですよ。
全体に塗ったら余分なワックスをタオルで拭き、一日程経てば完了。
木目がハッキリと現れ、きれいに仕上がりました。♫

これで天板の作業は全て終了~。次回は脚の制作の様子をアップします。
お楽しみに~。