「岩手旅行」其の一
GWに岩手県へ行ってきました。
早朝、このGWを最後に撤退となるJAL便で「セントレア」から「いわて花巻空港」へ。
花巻市にある「羅須地人協会」へ足を運ぶ。

「羅須地人協会」は宮沢賢治が農学校を退職した後、青年を集めて稲作法や農民芸術論などを講義するために設立したもので、現在は花巻農業高等学校地内に移築復元されています。

外観は当時としては、かなり斬新であったであろうデザイン!
2面にわたる連窓が印象的で、また屋根の掛け方も独特でした。

内部には小さな8帖程度の教室と質素な和室8帖。
青年たちが賢治を囲み、学ぶ姿が目に浮かびます。

防寒着を持たず寒さにふるえていた生徒に、自分のマントをやさしく着せかけたという「風の又三郎のマント」
かっこいい!

岩手の景観は、賢治が架空の理想郷とした「イーハトーブ(いはて)」の世界がまだたくさん残っていて、作中に表現される雄大な自然や、賢治がよく使った擬声語と共に動物たちが現れそうな世界でした。

午後には盛岡に移動し、弟夫妻と合流。
「ぴょんぴょん舎」という人気焼肉冷麺屋で「盛岡冷麺」を堪能。
付け合わせのスイカ以外は、辛くてとても美味しかった!
そして八幡平へ。