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「小説ワンダフルライフ」  著:是枝裕和

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地上と天国の中間地点。
この場所で7日間、それまでの人生から一つだけ大切な思い出を選び、そしてその思い出を胸に天国に旅立つ。

すぐに思い出を選べる死者。
慎重に思い出を選ぶ死者。
選ぶ事ができない死者。
もはや死んでいるにも関わらずたった一つの思い出を選び出すのに悩み続ける姿は、まだ生きている人間のよう。

選んだ思い出は人それぞれだけど、きっとみんな自分が「生きた証」となるものを選ぶのでしょうね。
ここへ来て、「うまく死ぬ為にはうまく生きなければならなかった」ことに気付かされる死者たち。
選ぶ事ができない死者たちは死んでから生きることの意味を理解したのでしょう。

「人生から一つだけ大切な思い出を選ぶ」という行為は、死後よりも寧ろ、いかに今後を生きていくかを問う小説で「生きること」を前向きに考えさせられるものでした。

さてみなさん、自分なら何を選ぶでしょうね。

Comment


私なら、旦那のHくんと出会ってからすべてが生きてる証です!!!
おかげでANTさんとも出会えましたし・・・
ふっふっふ

私も読んでみます!

KAMEYUKIさん、コメントありがとう。

僕も早く胸を張って生きる証を答えられるようになりたいです。

フーくんが無事に帰ってきたようですね。
よかった!

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